求人に応募したらマルチ商法勧誘でした

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留学に行こうと決意したは良いものの、先立つ物にあまり余裕がありません。汗

現地であまり余裕のない生活は嫌だなと思うので、行っている間に収入が得られるようになれたらいいなと、業務委託でリモートワークの求人を探していました。

そして応募してみた会社は、会社ではなく「Internet Team Building(ITB事業)」というMLM(マルチレベルマーケティング・マルチ商法・ネットワークビジネス)組織でした。

Gordon JohnsonによるPixabayからの画像

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マルチ商法との出会い

私が応募した求人はengageで見つけたワールドディールという企業の記事ライティング募集です。そう募集内容にあったので、そう思っていました。

 

なお、今現在はengageでは募集していないようです。また私に連絡をくださった担当の方が私がどちらで応募したか正直覚えていないと言う旨を話したら「クラウドワークスです」とおっしゃっていたので、そちらにも出していたのだと思います。

 

こちらに応募した後、すぐに担当者から連絡が来ました。しかも朝の6:29に。その内容は、ザックリと書いて下記のような内容でした。

スマホ1台で長期的に収入を得られる仕事、テンプレートをコピペする簡単な作業、仕事の詳細をLINEでの説明会で聞いてもらう、キャンセルOK、やるかどうかは説明会後でOK

そして最後に担当者のLINEのリンクがあり、説明会参加希望の方は友達登録して希望の旨を送るように書かれていました。

求人内容からして眉唾ものだとは思いましたが、決めつけてかかるのももったいないと応募してみたのですが、こちらのメールを読んでさらに怪しいなと思いました。

それでももしかしたら?との思いで、担当の方とLINEでやりとりをすることにしました。

LINEのやりとり

LINEのやりとりでまず担当の方は「世界20カ国以上のネットビジネスコミュニティを運営させて頂いている○○です」と自己紹介を書いていました。

そして簡単なアンケートでプロフィールの他、ネットビジネスの経験、稼ぐ動機・理由、収入の希望額を聞かれます。特に「稼ぐ動機・理由」が採用基準に大きく関わるとのことでした。

 

その後、説明会(オンラインセミナー)の都合の良い日、時間帯を聞かれたのですが、私の予定が詰まっておりなかなかタイミングが合わず、やりとりを始めてから説明会に参加するまで、20日近くかかってしまいました。

 

説明会参加日時が決まると、説明会の簡単な流れやルールの案内があり、説明会グループへ招待されました。そして開始少し前に担当の方からLINE電話があり、説明会に参加するにあたってわからない事がないか、説明会で分からない事があるかもしれないので、終了後にまたこうして電話させてもらいますとの事でした。

LINE説明会

グループへ招待されましたが、招待されたグループへは他にも色んな人が色んな人を招待しています。恐らくチームをまとめている人がグループLINEを作り、チームに所属している紹介者もグループに入り、紹介される人を招待していたのでしょう。私がグループに参加してからも10名ぐらい招待されていました。

その為、そのグループへは全部で32名参加していましたが、説明会(グループ通話)への参加は半分の16名(司会・説明者除いて14名)でした。その人数も話が進むにつれ減っていきました。

 

説明会は資料のURLがトークに送られて来て、そのページを見ながら説明をく聞く形で、司会の方と説明する方と、あとは参加者でした。

資料は下記の通り。ネット上にアップされていますし、特に口外NGなどと言われていないので載せています。

途中途中、説明する方の経験談なども語られますが、ほとんど読み上げだけなので、説明を聞く必要があったのかな…?といった感じです。

ちなみにURLは一度に送られてくるわけではなく、1つ目の資料が終わったら次の資料、それが終わったらもう1つの資料のURLが送られて来るという感じでした。

説明を聞きながら同時にこのInternet Team Building(ITB事業)が登録を促しているワールドベンチャーズをネットで検索すると、悪い評判の方が多く見つかります。うーん…。

 

そして1つの資料が終わるごとに司会の方が参加者を指名してそこまでの感想や質問を聞くのですが、これが同じ人ばかりを指名するのです。それ以外にも当てられた人もいましたが、2名、またこの人だという方がいました。単純にサクラなのかな?思いました。だっていきなり当てられてスラスラ答えてるんだもの。すごく頭の回転が早い人たちなのかもしれないけれど、私だったら無理!と思うので、なおさらそう思いました。

説明会も終盤になると、参加者は司会と説明会の方を除いて私を含め9名になっていました。

その9名も「今日このまま登録する人だけこの通話にそのまま残ってください」との案内で徐々に減り、最終的に私と先ほどサクラかな?と思った2名だけが残りました。もうサクラとしか思えません。だって、話を聞いてそんなにすぐにやってみます!ってなります?もうちょっと考える時間必要ですよね?初期費用約23,000円+4人集めるまでは毎月の会費(約11,000円or6,300円)がかかるんですよ?

そして登録する方は「はい」とグループLINEに送るよう指示がありその2人は「はい」と送っていたのですが、私はそれをせずに様子を見ていたら、「現時点で返事がない方に関しましては厳守という事で退出とさせて頂きます」と強制退出させられました。

そしてそのグループのトーク画面に戻ると、グループからも退会させられていました。私だけでなく、その場で登録しないとグループ通話から離脱した方全員です。自主的に退会されている方もいましたが、その場で登録しないからとそのグループを強制退会させるやり方が、失礼過ぎる対応ですし、怪しく感じてしまいますよね?

担当者とのLINE通話

説明会強制退出させられてから約15分後、元々やりとりしていた担当の方から再度LINE電話がかかって来ました。

どうでしたか?説明は分かりましたか?とのお伺いだったので、素直に感想を述べました。

「ワールドベンチャーズをネットで調べると悪い評判がある。それを見るとお金を払って始めるには不安がある。先ほどの説明だけでは信頼出来る裏付けを感じない。実際○○さんは稼げているのか?4名勧誘出来て会費は無料になっているのか?」

不躾と思いつつも、私を自分の子会員にしようとしているのだから、しっかり説明して頂きたいと思い聞きました。

すると「僕もまだ初めて1ヶ月も経っていないので、まだ4人勧誘出来ていない(=稼げていない)、まだきちんとシステムを分かりきっていない部分もあるので、間違った事は言えないので、僕のチームリーダーを交えて三者通話しませんか?」との答え。

え、あなた「世界20カ国以上のネットビジネスコミュニティを運営させて頂いている」んじゃなかったんですか?!

でも正直にお話しする彼にはまだ好感が持てました。

リーダー登場

このままこの通話にその方を招待するのかと思えば、そうではなく一度切ってそのリーダーと改めてグループ通話にしたいとのこと。恐らく対策を練るためだろうと思いました。なので3者での通話が始まる時には私がどういった感じの人で、どういう点を疑問に思っているなどがすでにそのリーダーに伝わっているものと思っていました。

ところが、何も伝わっていませんでした。苦笑

そして具体的に何がというわけではないけれど、検索すると悪評がすぐに出て来るから始めるのは不安だと伝えると、「具体的にはどんな悪評か、それが分からなければ説明のしようがない」とのこと。それはまぁ分かる。けれどその言い方がだいぶ上からで私を小馬鹿にしているような感じ悪い言い方で、もうその時点でこの人嫌だと感じていました。爆

それでも「自分が始めようとしていることに悪評があれば不安になるのは当然ではないか」との私の主張にリーダーの方も納得はされていましたが、「じゃぁ僕が1から説明すればいいんですか?時間かけて説明会の話を僕がまたすればいいんですか?」と言われ、地味にカチンときました。

けれども、「お酒を飲んで楽しめる人もいればお酒に飲まれたり悪酔いしてしまう人もいるのと一緒だ」みたいに言われ、私はすごく納得したんです。確かに。結局はそれを扱う人や扱い方次第なのかと。

そして2名サクラなのでは?と感じたことについて聞くと、「サクラではないが、先に取ったアンケートを元にターゲティングをする。より参加しそうな人をメインにその人たちに向けて説明会を行う。」とのこと。その答えがサクラではないとの証拠だとは思わないけれど、つまりは私はターゲット外で、「せっかくだからついでに説明聞かせて上手いこと登録してくれたらラッキー」という扱いなんだと感じました。

そういう対策をするのは当然のことだと思います。けれど、それを実際に聞かされて良い気がするものではありません。それが例え嘘で、本当はサクラの存在を隠すためだったとしても。こう感じさせてしまった時点でもう勧誘失敗ですよね。

 

てことで、「もういいです。対ヒトなので、私も感情があるので、今のお話を聞いてやりたいとはとても思えません。お時間ありがとうございました」とお伝えしました。リーダーの方は「え?これで終わりでいいんですか?僕はいいですけど○○さんもいいんですか?」と。

きっとこの担当の○○さんは人が良いのでしょう。大丈夫ですとのことで、私は通話から抜けさせてもらいました。けれど、元々グループ通話だったので、私が抜けたその後も通話しているという事は私のLINEにも表示され、私が抜けてからもお二人は小1時間ほどお話しし続けていたようです。苦笑

こんな記事を見つけました。やはりサクラだったようです。ムードメーカーという名の。笑

アムウェイに勧誘された経験

これがネズミ講ではなくマルチ商法で違法ではないのは分かります。ではどうして日本ではこのマルチ商法があまり良く言われていないのでしょう?

それこそ、リーダーの方がおっしゃっていた扱い方なんだと思います。

 

昔、アムウェイに勧誘された事もありました。でもその人とは仕事の横の繋がりになると繋がった相手だったので、アムウェイの勧誘をされるとは夢にも思っていなかったんです。最初は向こうもそういうところを出さないで接して来ましたが、段々と勧誘をして来ました。

別に良いと思います。勧誘しても。けれど、相手が求めていないのに勧誘をし続けるのは、自分の利益だけを目的としているように感じましたし、お互いに提示していた希望の関係とは全く別のものを提示されてしまったので、そういう目的ならば相手は私でなくて良いのだ、自分の子会員になってくれる人なら誰でも良いのだと感じ、疎遠にさせてもらいました。

ITB事業の勧誘の仕方に感じた事

Internet Team Building(ITB事業)は直接友人知人を勧誘しない、SNSを利用しての勧誘もしない、という決まりがあるようです。けれども今回感じたのはこのアムウェイと同じでした。

友人知人を勧誘するのではなく、求人を出して興味ある人が応募して来るので説明会に参加してもらい、登録するよう促す。だからWin-Winだ。とのことでしたが、実際には募集内容と全然違う条件の内容です。アムウェイの時と同じく「お互いに提示していた希望の関係とは全く別のものを提示されてしまった」んです。

仕事内容はこの説明会に参加したことで、だいたい見えました。つまり私がもし登録したら、私の担当の人がしていることを私もすると言うこと。

求人サイトに募集を載せて、釣れた人(この表現も不快でした)とメッセージのやり取りをし、説明会へ誘導、説明会のスケジュール調整、そして通話でのやりとり。私のような人の対応をするのです。しかも通話で。もしかしたらその辺りは人それぞれのやり方でやるのかもしれませんが。もう全然募集内容と違うんですけど!しかも給与額も全然違います。

さらに、別にあなたじゃなくていいんだけどね。と言われているんです。やる気になどならないですよね。

 

同じ品物が同じ価格で売られていたら、感じの良い人から買いたい。商品と説明が違わない、きちんと信頼出来る説明をしてくれる人から買いたい。多くの人はきっとそう思うと思います。今回の私もそう思いました。

あまり知識がないのにネットワークビジネスはダメ!と決めつけはしたくありません。でも不安材料がなくなったわけではないし、諸々計算してみてもそれほどの魅力を感じないので始めようとも思っていません。でも何より私は今回お話したリーダーの孫会員だかひ孫会員だかにはなりたくない。そう思ったのがきっと始めなかった一番の理由です。

 

結局ネットワークビジネスの評判がなぜ悪いのかと言えば、こう言う信頼のおけないやり方で人を不快にさせるからなんでしょうね。

勧誘相手はただの駒ではなく一人の人間だという事をまずきちんと頭に入れておけば、もっと誠意のある対応をすると思います。でもそういう事を考える相手は、きっと彼らのターゲットではないのでしょうね。苦笑

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