皆さん、ライブ配信見たことありますか?
こちらの記事に書いたように私は少し前からBIGO LIVE(ビゴライブ)というライブ配信アプリで配信を始めました。
でも私もそれまでまったく見たことありませんでした。
今日はそんな私が配信を始めたBIGO LIVEがどういうものなのか説明したいと思います。
*2020/08に書いた記事を2022/01に加筆修正しています。現在ビゴライブ歴1年8ヶ月目です。
世界一のDL数を誇るライブ配信アプリ
BIGO LIVEは2016年3月にシンガポールのBIGO Technologyという会社が始めたライブ配信プラットフォーム。(現在はJOYYというNASDAQに上場している中国企業の傘下)
世界展開をしていて対応言語はなんと18言語!
さらに利用者は2021年頭には世界150ヵ国以上、4億人に達したモンスター級のアプリ!
ビゴ ライブ(BIGO LIVE) ‐ ライブ配信 アプリ
BIGO TECHNOLOGY PTE. LTD.無料posted withアプリーチ
(実はアプリをDLしなくてもブラウザからも見れます。→BIGO LIVE)
日本では17LIVEやPocochaの知名度の方が高いような気がしますが、17LIVEユーザー約5,000万人、ポコチャ255万DL突破とのことなので、世界的に見ると他アプリに比べて圧倒的にユーザー数が多いです。
そもそもライブ配信アプリって何?
ライブ配信アプリを知らない方もYouTube LiveやTikTok Live、インスタLiveなどを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
それらは動画や写真を共有するのがメインのサービスで、そこにライブ配信サービスが追加されたもの。
でもBIGO LIVEをはじめとしたライブ配信アプリはライブ配信、つまりリアルタイムに現状の姿を見てくれる人に見せることに特化したアプリなんです。
テレビの生放送のインターネット版と考えると分かりやすいかも?🤔
色々な個性を持った配信者が配信をしていて、そういう人たちとコメントで直接リアルタイムにお話したり、ラジオやテレビ感覚でただ見たり聞いたり、はたまたギフトと呼ばれる投げ銭アイテムを投げて応援したり。
どのライブ配信アプリもそれぞれ色々なイベントを開催しているので、推しのライバーを見つけた際はそのライバーがイベントに入賞出来るようにリスナーみんなで一丸となって応援したり…。
イベントに入賞すると賞品が貰えて、雑誌や広告、TVなどに出演する権利などを得られることもあるので、そういったメディア出演をかけてのイベントはとても熱い戦いになります。
ライブ配信を実際にしている私からしてもちょっと信じられないぐらいの熱さです😳🔥
ちなみにギフト(投げ銭)を投げることによって配信者が収入を得られることから、投げ銭アプリと呼ばれることもあります。
配信スタイル
ビゴライブはさまざまなスタイルで配信が出来ます。配信する側(ライバー)としても視聴する側(リスナー)としても知っておくとよりBIGOを楽しめると思うのでザクっとご紹介していきます。
通常(顔出し)配信
このスタイルでの配信が一番多い+公式ライバーの配信時間ノルマに加算される配信時間はこの通常配信のみ。
顔出しで何かパフォーマンス(歌やダンス、楽器演奏、手品、絵を描く等)をしてリスナーさんを楽しませたり、雑談配信でリスナーさんと一緒に会話をすることで楽しんでもらったり…。
そのやり方は人それぞれです。
PK配信(LINE配信)
ライバー同士がリアルタイムで自分の枠(配信)を他のライバーさんの枠と繋いでそのライバーさんと同時に配信するスタイルです。
PKは決められた時間内で獲得したポイント数(ギフト額)で勝敗が決まります。
LINEはPKのように戦うわけではなくただ同時に配信が出来ます。
どちらもチームに分かれて最大6人まで同時に配信が出来て、それぞれの枠に来てくれたリスナーさんは自動的にみんなそれを見ることになります。
コラボ配信と呼んで、お互いコスプレしたり何かを早食いしたり…、皆さん色んな企画を考えて開催しています。PKの場合は負けた方が罰ゲームを受けたりもあって盛り上がります。
ラジオ配信
顔出しせずに声だけで配信するスタイル。
他の配信アプリでもラジオ配信はあるようですが、BIGOのラジオ配信は配信者だけでなく、その枠に遊びに来てくれたリスナーさんたちもゲストとして上がる(出演する)ことが出来ます。
上がった人もギフトを貰うことが出来ます。
コメントだけで参加する人もいれば、リスナーでもラジオには上がって直接話して楽しむ人、自らラジオ配信をしてリスナー仲間と話して楽しむ人など楽しみ方は人それぞれです。
マルチ配信
こちらはPKやLINE配信に似てますが、誰かがマルチ配信枠を開いてそこにゲストとして人が上がるスタイルです。
PKやLINE配信は各自が枠を開いてそれを繋げますが、マルチ配信は1人が枠を開きます。
顔出しをする人もいますが、声だけ出演も可能。こちらも上がった人(声だけでも)もギフトをもらうことが出来ます。
企画で利用する人やプライベートモードで枠に来れる人を限定して、毎月特にお世話になっているリスナーさんだけを招待したりする時によく利用されているようです。
画像は9席ですが、4、6、9、12席まで設定出来ます。
ゲーム配信
BIGOはゲーム配信も誰でも出来ます。
ただしスマホだけの場合はAndroidのみ、PC経由の場合はWindowsのみなので私は試したことがありません…。
PC経由の場合は上のように自身の映像も同時に流せるようです。
バーチャル配信
2021年末ぐらいに登場した一番新しい配信スタイルです。
上半身や顔、目、口の動きに連動してバーチャルキャラクターが動きます。
ただし、腕や手の動きは連動してくれず、画面上で動かしたい動きを指定する必要があり、さらにその動きもまだ4パターンと少ないです。
キャラの見た目や洋服なども替えられず、替えられるのは今ところ男女どちらのキャラかと背景のみ。
また話し声もそのままで特に変わったりはしないようです。
Vtuberが人気な時代なので、これからに期待の機能かなと思います。
ビゴライブの評判は?
ビゴを実際に使っていて多少の不満もありつつ、でもなんだかんだ楽しんでいる。ビゴライブで実際に配信していると、そういう人が多い印象です。
色々なところで見聞きした評判について私が感じていることを書いていきます。
バッジを育てるのが楽しい
ライバーそれぞれにファンクラブというシステムがあり、そのライバーをフォローした上で2ダイヤ分のギフトを投げることで自動的にそのファンクラブに加入出来ます。
そのバッジは応援ポイントと呼ばれるギフトを投げたり、枠に滞在したり、コメントすることによってポイントがゲットでき、バッジが成長していきます。
そのバッジを育てるのを楽しみに来てくれてる人が多い印象です。
変な人がいる
基本的にはライバーもリスナーも健全に楽しく使えるアプリだと思います。
ただやはり一定数、変な人がいるのは事実。
BIGOジャパンはエロ禁止ですが、ごくたまにそれを狙うリスナーがいます。それと言うのも海外(特に東南アジア)ではセクシーを売りにして配信している人が多いから。マッチングアプリと勘違いするような宣伝方法で宣伝しているらしいとも聞いたこともあります。
でも実際は日本では露出の高い格好での配信はNG(バン対象)ですし、リスナーの変なコメントもコメントバン対象(コメントが表示されない)です。
そういったリスナーや出会い目的の人は、ライバーからだけでなくその他の良識あるリスナーからも嫌厭されるので、リスナーさんが守ってくれることも多いので安心できます☺️
そしてリスナーさんは基本的には日本人の配信を観て、たまにセクシーを求めたい時は海外枠に観に行くというようにしている人が結構いるようです。
外国人が多い
元々シンガポール発のアプリで世界中で利用されているのもあって、外国人のライバーもリスナーも多いです。その国の垣根を越えて楽しめるのもビゴライブの醍醐味の1つだと思います。
ビゴはコメントをタップすると「翻訳」と「返信」と出てくるので、翻訳をタップすればGoogle翻訳と連動して翻訳されます。それに対して喋って返してもいいし、配信者もコメント出来るのでコメントで返すと相手も翻訳機能で読めるので親切です。
私のように語学の実践の場と思える人や外国の方との交流を楽しいと思える人はそんなやり方で交流が出来るし、外国の人は無理…という人は外国の方のコメントを完全スルーする人もいます。
最初の頃は外国の人が多く不安になるかもしれません。時間帯によっては本当に多いです。でも続けていれば確実に日本人のリスナーさんが増えるのでその点は心配しなくても大丈夫だと思います。
無課金で楽しめない
ビゴライブは投げ銭色が結構強く、ライバーのほとんどが公式ライバーで仕事として配信をしているので、無課金で楽しみたいギフトを投げれないリスナーさんは肩身が少し狭いのではないかな?と思います。
でも実際、無課金でほとんどギフトを投げない人こそ無礼な人が多いです。
肩身が狭いなどと感じない無課金の方が残るからだろうなと思います。
そういう人は他の投げ銭色のあまり強くないアプリの方がいいと思いますが、無課金でも楽しめる方法を私なりに記事にしようと思います。
画質が悪い・重い
動画をリアルタイムで配信しているのでやはり多少重い時もあります。
ただ、他のいくつかの配信アプリでも配信を見ましたが、それらに比べるとBIGOは圧倒的に画質など良いです。時差もほとんど感じません。
配信側の電波が悪い時は低画質モードに切り替えることも可能です。
通知が多い
フォローしてるライバーさんからの通知だけでなく、運営からの通知が来ます。
それというのもSVIP特典という月の課金額の多い人に与えられるポイントで、PUSH通知というサービスがあるから。
ライバーさんにその特典を使ってあげることが出来て、その恩恵にあやかっている人はいいけれど、そうでない人からしたら通知がうるさいという気持ちもとても分かります。通知を切ってしまうとお気に入りのライバーの配信通知も来なくなってしまうし…。
でもビゴとしてもそれが特典の1つなので、安易に止めたり運営からの通知をオフにさせることは難しいといった現状のように感じます。
マニュアルがなくて分かりづらい
これは本当に思います。最初の頃はあまりにも分からなすぎて、ほとんどリスナーさんに教えてもらっていました。
実はところどころに説明はあるのですが、それが見つけづらい上に分かりづらい。一覧を作ってくれたらいいのに…。
元々予定してあったイベント以外にもギフト集めイベントが急に始まるのですが、その説明はザ・翻訳しました!というような日本語で理解しづらいことが多いです。
でもその辺りもリスナーさんと一緒に謎解きのように楽しめればそれも良いかなと思います。
リスナー同士が仲が良い
配信歴が長くなって来た今、本当にこれを思います。
同じライバーを応援していたりすると、日々一緒にお話をするので常連さん同士は仲良くなりやすいです。
話を聞いているとリアルに会っているリスナーさん同士も結構いて、オンラインだけでなくオフラインでも仲良くしていて、配信を通して知り合った方々の仲間意識や友情が素敵だなと感じます。
すでに趣味仲間でもあるので、気が合いやすいのかもしれないですね。
収入を得られる?
ここを見てくれている人が実際に一番気になるのはライブ配信をする側になって実際に収入が得られるのかどうか?だと思います。
正直、私もまだ公式になりたての手探り状態できちんとした収入を得られていません。前事務所とBIGOとのやりとりが上手くいかず、初収入はだいぶ遅くなりましたが、2020/06から配信を始めて2020/07分から収入を得られています!
報酬額は事務所によりけりなのと、どれだけの時間配信してどれだけ投げてもらったかにもよりますが、私ぐらいの中堅の中の低レベルのライバーでも頑張れば配信だけでも食べていけるぐらいの収入になります。
ちなみにビゴライブの場合は公式ライバーだと時給が出ますが、それ以外に頂いたビーンズ数(頂いたギフト額の単位)はそのまま自身の物となり、換金が可能です。210ビーンズ=$1に換算されます。
10,000ビーンズなら$47.62(約5,500円・2022/01現在)ってことね。
てことは公式ライバーにならなくても収益化は可能ってこと?
そうです🙆♀️でもビゴの場合はどうせ配信するなら、公式になれるのであれば公式になった方が絶対いいです。
…それがなぜなのかまた別記事に書きますね。
たくさんの配信アプリに対する情報やレビューが色々なブログで書かれてますが、なかなか現役のライバーが名出しで書いている記事はないと思うので、ライブ配信で収入を得ることに興味がある人はぜひご覧ください。
これを読んでくれた人のビゴライブの謎が少しでも解けていますように。
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