【ソウル3泊+大阪2泊】3日目・初韓国のライブハウス

ソウル3日目、ライブの日です。

韓国でライブを観るのはこれで3回目ですが、ライブの規模もアーティストも全てバラバラ。1回目は6万人キャパのオリンピックスタジアムでの単独ライブ、2回目は夏フェスの仁川ペンタポート・ロック・フェスティバル、そして3回目の今回は2,500人キャパの大箱ライブハウスです。

宿の朝食

宿の朝食は洋食で、卵やウインナー、パンは自分で焼くセルフタイプでした。

私がキッチンに行った時にはパンが1切れしか残ってなくて…仕方なくコーンフレークも食べたのですが、食べ終わってお皿を洗いに行った時には新しいパンの袋が出てました。苦笑

でもまぁ、小腹は満たされたのでよし!

のんびり出掛ける用意をして、ひとまずライブ会場へ行ってみることにしました。

非公式グッズの露店

4日目の大阪行きの飛行機が朝なので、仁川空港への交通の便を考えて宿を弘大に取ったのですが、今回のライブ会場のあるクァンナル駅まではちょっと遠かったです。と言っても、地下鉄1回乗り換えのみで1時間もかかりません。

クァンナル駅からライブ会場であるYES24 Live Hallに公式の向かう最寄りの地下鉄出口を出てすぐのところに、非公式のペンライトなどを売っている露店が出てました。

…あれ?私が観に行くのって、アイドルのコンサートだっけ?苦笑

非公式グッズが出るということは人気な証でもあるので、観に行ったアーティストの韓国での人気の高さが伺えて、この露店を見つけた時、実は地味に嬉しかったです。爆 (これが売れてもアーティストの収入には関係ないので全然良いことではないのですが。)

ライブハウス・YES24 Live Hall

クァンナル駅2番出口から7分ぐらい歩いた場所にこの日の会場である YES24 Live Hallがあります。

前はAX-KOREAという名前だったようです。AXと言えば渋谷にSHIBUYA-AXという1,700人キャパのライブハウスがありましたよね。2014年に閉館となってしまったライブハウスですが、私も何度も足を運んだ好きなライブハウスの1つでした。

このYES24 Live HallはそんなSHIBUYA-AXの技術やノウハウを取り入れてAXが設計したライブハウスなんだそうです。

ランチ・家温

どんなものかな?とライブハウス前でぽけーと過ごしていたけれど、朝食が軽めだったので、ライブ前にお腹に入れときたいなーとレストラン探し。

Googleで日本語で探すも、観光地や繁華街でもないので良さそうなところを見つけられません…。そんなわけでFoursquareアプリで探しました。

そして訪れたのは家温という韓国餃子の食べれるお店。

ライブハウスから10分か15分ぐらい歩いた行き止まりにあるからか、外国人が一人で来るのは珍しかったようで、一人しかいないのに「何人?」って聞かれて、一人だと言うと持ち帰りか聞かれました。苦笑

そして席に案内してもらって餃子を頼むと「スープはありかなしか?」を改めて聞きに来てくれて、スープ入りではない方をお願いしたんだけど、料理が届いて食べ始めて少しした頃に、お店のおばちゃまがスープを持って来て、「サービス☺️」と置いて行ってくれました。思いがけぬサービスがとても嬉しかったです。お店の名前が家温というのに納得。

ちなみにスープ以外はセットで8,000KRWです。韓国は副菜がたくさん付いてくるから嬉しい。韓国人のハウスメイトが「初めて日本で外食した時、副菜がなくて、これだけ?少なっ!って思った」って言ってたなー。

ライブ

お腹を満たして会場に戻ると、敷地内はすでにファンでいっぱいになっていました。

会場建物正面右側にある赤いチケットボックス(カウンター)もオープンしていたので、チケットを引き取って、開場前にグッズ販売をしていたので、グッズを買い、列に並んで開場を待ちました。

 

いざ開場しても私の整理番号はあまり良くなかったので、私が入った時にはフロアはほぼ埋まってしまっていました。どちらにしろあまり見えなそうだったので、音が少しでも良さそうなPA卓すぐ脇の上段フロアに陣取りました。

ライブが始まると思った以上にステージが見えなくて自分の背の低さに改めて凹みました…。横に広いタイプの作りなのでそう遠くはないし、肉眼でも表情が分かります。まぁ見えればですけどね。見える見えないは距離の問題だけじゃない!涙

上の写真は一瞬腕を思い切りあげて撮った写真です。

遠慮がちに撮るとこう。ズームありですが。これでもリアルな私の視点よりだいぶ見えてます。苦笑

なお、最近は日本でも海外アーティストの場合はほとんどプロ用以外のカメラでの撮影はOKですが、韓国は一眼などでの撮影もOKのようです。

全然観えませんでしたが、ライブは最高でした!約4年ぶりの彼らのライブだったので、生で観れて聴けたのが嬉しくて嬉しくて。開場前に列に並んでる時にファンの方々の企画の紙吹雪が配られて、「紙吹雪を投げるタイミング、この部分で大声でシンガロングしてください」と言った内容が書かれた紙も配られて、そういった韓国の熱いファンの企画に参加出来て、共にこの空間を楽しめて、幸せいっぱいな時間でした。

音楽って本当にユニバーサルランゲージ!

韓国ファンのノリ、本当素晴らしかったです。日本では海外アーティストが曲間のオーディエンスの静かさにビックリすると共に少しやりづらさを感じるみたいなんです。なんでそんなに静かなの?そんなに静かにしてなくていいよーとMCで言っているアーティストを何度か見ました。その分、曲中はしっかりとステージを見てアーティストに向き合って夢中になって見ているのも日本でのライブの特徴のようです。

韓国でのライブは曲間もしっかり盛り上がるし、メンバーへの反応も良い。そして日本のファンのようなPoliteな姿勢も感じられて、とてもバランスが良いように感じました。シンガロングもびっくりするぐらいパーフェクトに歌ってました。(ちょっと声が大きすぎる人もいましたが、近くの人がもう少しボリュームを下げてとお願いしてました)

 

ちなみに日本では最近はライブハウスのことを「箱」と呼びますが、90年代からライブに通ってる私たちは、ハコ=ライブ会場のことを指します。ライブハウスの大箱、小箱、ホールの大箱、小箱といった感じでライブハウスでもホールでもアリーナでもハコです。なので最近の箱=ライブハウスに違和感を感じてしょうがないです…。

いつからライブハウスに限定して使うようになったのでしょうね…?

出待ち

のんびり会場から外に出たら、外のロッカー前の関係者入り口までの道のところに、ファンがズラーっと並んで出待ちしていました。

皆さん当たり前に待っているようだったので、いつもの光景なのかなと思います。

せっかくなので私も待っていたら、しばらくしてメンバー2人が出てきて、ファンの前を1往復して手を振って挨拶をしてくれました。警備員もいますが、ファンはみんな列からはみ出ることもなく、行儀よく名前を呼んだり手を振ったりしていました。車で出る時もメンバーが窓を開けて手を振ってくれていました。

この会場ならではなのかもしれないけれど、日本でこんな出待ちに遭遇したことがないのでだいぶカルチャーショックでした。宝塚はこういう感じと聞きますが…どうなんでしょう?

夕食・神仙ソルロンタン

夕食は弘大まで戻って、またFoursquareで調べて見つけた神仙ソルロンタンに入りました。

こちらは有名チェーン店なので、メニューにしっかり日本語があります。

野菜が食べたかったので、名品豆腐野菜ソルロンタン(ライス付)11,000KRWにしました。が、お昼に家温で頂いたスープ、あれも多分ソルロンタンだと思うのですが、あっちの方が私好みの味でした…。そして野菜少ない…。涙

ここは各テーブルにフードストッカーが埋め込まれていて、そのストッカーの中にキムチが入っていて自由に食べれるようになっていました。オイキムチ美味しかった!

 

しっかりお腹を満たして、次の日朝が早いのでそのまま宿に帰ってパッキングなどなど。せっかく弘大に宿を取ったのに、あんまり弘大エリアを見て回れなかったなー。

コメント

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