1年以内に語学留学することにしました。

Reading Time: about 8 min.

 

年明けに13年間そばにいてくれた愛犬がお空へ旅立ちました。

2年以上闘病生活をしていたので、全くの青天の霹靂というわけでは有りませんでした。でも安定していると思っていたので、やはり急なことでした。

 

ペットロスなのかどうか分からないけれど、だいぶ落ち込みました。罪悪感ゆえに、気遣って言ってくれる人からの「もう大丈夫?」の一言に苦しんだりしました。そんなたくさんの罪悪感で胸が押し潰されそうだったし、寂しさで思考が不健康になっていました。

 

一人になっちゃったな。

私、特に誰にも必要とされてないんだな。

私がいなくなっても誰も困らないんだな。

 

みんな口を揃えてそんな事ないって言ってくれるし、悲しんでくれる人はもちろんいてくれると分かっているけれど、でも私がいなくなってもみんな変わらず生きていける。それは間違いない。

そう考えたら、じゃぁ私の生きてる意味って何だろう?と思ってしまって。

 

だから、あぁ私このままじゃいけない。日々の楽しみや生きがいみたいなもの、もっと見つけないと!って思ったんです。

 

最初はたくさん旅行しようと思いました。

元々40歳になって子供や引き止めるパートナーもいなかったら、その頃にはきっと愛犬もお空に行ってしまってるだろうし、世界一周旅行に行こうと漠然と思ってたんです。40歳でバックパッカーとか何それ楽しそう!って。

でも今回の件で、あぁそうか、一人になった今なら行けるんだって、語学留学って案が浮かび上がりました。

正直言うと、”留学”がしたいわけじゃないんです。外国で生活をしてみたいんです。

10年以上シェアハウスに住んでいるから、今までにたくさんの日本に住む外国人に会って来ました。今度は私がそれになりたいんです。旅行でなく、”その地で生活する人”としての外国人になってみたいんです。

もちろん、語学を学びたい気持ちも当然あるけれど、ワーホリビザをもうとっくに取得出来ない年齢になってしまった私が、その手段として手っ取り早く行ける方法が”語学留学”なのです。

 

昔、今も住んでいるシェアハウスで知り合ったオーストラリアの人とお付き合いをしていた事がありました。彼が国に帰ってしまってからは、遠距離恋愛をしつつ、その先に進むためには私がまだワーキングホリデーに行ける歳だったので、私がワーホリで行くか、彼はワーホリで来ていたので今度は日本で就職出来るように頑張るか…でした。

でも私はワーホリに行く事を選べませんでした。

 

一番の理由はこの愛犬でした。

彼女は私が一人で勝手に飼いだした子だから、親元に預ける事はしたくありませんでした。頼めば預かってくれたかもしれません。でも預けたことで私よりも親に懐いてしまわれるのも嫌だったし、まして里親に出すことは絶対にしたくありませんでした。

彼女を連れて行くことも考えたけれど、その為の準備にマイクロチップを彼女につけたり、輸入許可証を申し込んだりと、費用も時間もかかる上に、飛行機では貨物扱い。とても連れて行く気にはなれませんでした。

 

そして次に仕事のこと。

その頃ちょうど、今の仕事を始めたばかりでした。中学の頃からなりたいと思っていた職業に、紆余曲折してやっとなれたばかりだったのです。そのキャリアのスタートを捨てて行くにはあまりにも勇気が要りました。

 

そしてそうまでしてオーストラリアへ行ったとして、もし現地での生活が上手く行かなかったら、私は彼のせいにしてしまうだろうし、彼と上手く行かなかったら、私は何の為にオーストラリアへ行くの?

 

そんな風に考えて、行く決意はついに出来ませんでした。

そして彼も結局日本に就職は出来ず、遠距離になって1年3ヶ月ほどでお互い納得の上でお別れをしました。

 

海外で生活をしてみたい気持ちはその時にももちろんあったんです。でも上手くいかなかったら彼のせいにしてしまう自分が目に見えて、それをしたくありませんでした。

今思えばそれでも行けば良かったと思うし、もしその彼と上手く行かなかったとしても、オーストラリアでの生活経験は無駄になるわけではないのにと思います。だからその後も、あの時オーストラリアに行っていれば今頃はどうだったかな?と有り得ない”もしも”をごくたまに考えてました。

 

シェアハウスに住んでいると、住人の入れ替わりはしょっちゅうで、日本に来る外国人達だけでなく、外国に行っていた日本人もたくさんいました。留学していた人、ワーホリに行っていた人、バックパッカーだった人。そう言う人が一時帰国の仮住まいにしたり、お金を貯めてまた外国に行くための資金を貯める拠点にしたり。

一度リアルに海外での生活を考えたからこそ、そんな人々を羨ましい気持ちで受け入れて、そして羨ましい気持ちで見送ってきました。

 

それでもやっぱり愛犬とそのまま過ごせた時間を思えば行かなくて良かったって思うし、仕事に関しても、あの時辞めないで良かったって本当に思います。

矛盾しているようだけれど、行けば良かったという後悔も、行かないで良かったという気持ちもどっちも本心なんです。

 

そして、何の気兼ねもなく動けるようになった今、あ、行けるって思って調べ始めたら、行きたいが止まらなくなりました。

仕事もそれなりの経験を積んだので、留学後に日本に戻ってからも恐らく今の仕事がまた続けられるでしょう。

 

あ、これがきっと、”機が熟した”ってことなんだ、これが私が行くタイミングなんだって思いました。

 

もちろんすぐに仕事を辞めることは出来ないし、仕事だけでなく資金面とか、シェアハウスとは言え一人暮らしなので荷物の整理などなど、なかなかすぐにとは行かないけれど、余裕を持って1年以内には行けるようにしようと思います。

 

邪道だとか、何のために?とか、何がしたいの?とか思う人もいるかもしれません。

もう出来ないだろうと諦めていたやってみたかった事をやる為に行きます。それが目的です。さらに頑張れば英語力も上げられるなんて、なんて素敵!

そんな考えの私の周りにはありがたいことに「え、いいじゃん!楽しそう!」とか、「ついでにいい男捕まえておいでよ!」とか言ってくれる人ばっかりです。笑

 

まさかアラフォーで海外留学しようと思うとは、自分でも思ってもみませんでした。

でもいつだって今が一番若いから。やれるタイミングでやりたい事、やっておかないと!

コメント